|
独立行政法人建築研究所が昨年末に行った「共同住宅に
おける防犯に対するアンケート調査」が発表されています。
回答を寄せたのは共同住宅に住む519人で、うち、2割が
賃貸居住者です。
まず、住宅周辺で犯罪の不安を感じている部位について。
(1)5割以上が不安を思っているのは
・エントランス外部
・駐輪場、オートバイ置き場
の2カ所。駐輪場、オートバイ置き場はどうしても死角になりやすいことから、大家さんも気をつけるはずですが、
それと並んでエントランス周辺を不安と感じている人が多いのは意外。
照明などで、明るくしていく必要があるのでしょうね。
(2)4割以上が不安の思っているのは
・エントランス以外の出入り口
・エレベーター内
・エントランス内部
・共用のメールコーナー
・駐車場
など。エントランス以外の出入り口はどうしても人目に
着きにくい場所にあるため、不安という声が多いのでしょ
う。エレベーターについては、特に女性の声が多いものと
思われます。
次に防犯カメラが設置されている部分。
(1)防犯カメラの設置率が高いのは
・エレベーター内
・エントランス内部
・1階のエレベーターホール
の順となっています。
(2)ところが、居住者が防犯カメラの設置が必要と感じている場所の設置率は低くなっていま
す。必要と思われている
場所は
・エントランスの内部
・エレベーターホール
・エントランス以外の出入り口
・駐輪場・オートバイ置き場
・駐輪場
なのですが、上位2カ所を除いては実際の設置は少ない
となっています。
防犯カメラではもうひとつ、面白い数字があり、それが設置台数ごとの満足度。
ゼロから2台まででは、満足度に変化が見られないものの、3台以上になると満足度は大き
くアップするのです。
さらに、3〜5台までは同じような満足度が続くものの
6台を超すと一気に満足度が不満度を上まるようになるの
だとか。効果的な導入台数は3台か6台かというわけです。
最後に、入居者がこうした防犯対策のために負担してもいいと思う金額。
平均では月額1659円。最も多い金額帯は1000円で約3割。年齢別では50代、60代で支払ってもいい
とする額が多く、平均ではともに2200円以上となっている。
この調査の詳細はこちらでご覧になれます。
http://www.kenken.go.jp/japanese/research/hou/list/topics/bouhan/kyodo_report.pdf
|